ライフ・パスファインダーにご搭乗予定のお客様、こんにちは。
ライパス号で制作応援担当のクルーをしています真(しん)です
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今日は「光と闇」についてお話ししたいと思います。
今回の公演は昨日お話しした通り、メッセージ性を全面に押し出し
た構成になっています。最終的なメッセージにたどり着く前段階で
いくつかのキーワードがあるのですが、その中の一つに今日ご説明
する「光と闇」があります。
物語の進行につれそのキーワードは表現されてゆくのですが、一方
で演出手法として物理的な照明でも効果的に「光と闇」を表現して
います。それが具体的にどんな方法論をとるのかはネタバレになっ
てしまうので、ここには書きにくいですが、今公演の「協賛」に
「株式会社 中外燐寸社」さんというマッチの老舗メーカーさ
んが参画いただいていることからも、ご想像いただけるかと思います。
通常の舞台だと、どうしても照明を計画するとき、どう効果的に舞
台を照らすか、どうドラマチックに光線を当てるか、ということに
注力した演出をしがちです。劇場も広いですから、最後列のお客様
にもしっかりと観ていただくためには、ある程度の光量も必要で
す。また、演出を突き詰めていくとだんだん演出担当者自体が光量
になれてしまい、とにかく迫力を追い求めて、照明に照明を重ねる
「足し算の照明」になりがちです。
今回は、その陥りがちな「照明の罠」にはまってしまわないように
入念に計画がされています。むしろ、舞台が暗闇になってしまうこ
とをおそれず、「引き算の照明」を実践しています。
公演を見に来ていただけるお客様は、ぜひそのあたりにもご注目い
ただければと思います。
と、いうことで。今日のご搭乗のご案内は、らしくなく、かなりま
じめな内容になってしまいました。明日はどうなるかなー。
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それでは、ライフ・パスファインダー発進まであと5日!!
キミも、乗り遅れるな!!
コメント
真さんまじめだー(笑)
すてき。すてき。
いやー、それほどでも!!
さんきゅ。
(ノせられやすい性格??)