死に場所

こんにちは!
バンドクルーのギターを担当させて頂いてる、青柳竜市です。
僕はアナロガーなので、ネット上にコメントするのは本来嫌いなのですが、あえてコメントします。
今回の演目のテーマは、やがて来る自分の死をどう迎えるか、です。
初めての方は、ネタばれですみませんm(_ _)m。
誕生のシーンがエンディングになってますが、あれは自分が死を迎える瞬間!!と、捉える事も出来ます。
主人公太郎のように僕は、皆に温かく見守られて死ねるだろうか?…。
そして自分事ですが、数年前から僕の指は、腱鞘炎で痛くてギターが弾けなくなる時もあります。
劇中、小野妃香里さんが素晴らしい歌を聞かせてくれる、[数え唄]という曲があるのですが、とても握力のいる曲でこの舞台が、僕の指にとどめの一撃になるかも…と、正直びびってました。
僕の魂の恩師、音想の山下先生の全力で立ち向かえ!!という声無き声が、ようやく僕に死への一歩を踏み出す勇気を与えてくれました。
この作品がギタリストとして、最後の作品になっても悔いはないです。
構想の松高氏、音楽の山下先生は僕の魂の友であり、師です。愛するお二方の作品で死ねるなら本望です。ちっぽけな想いかも知れませんが心を込めて、この舞台を観て下さる皆様にこの作品よ届け!と、願うばかりです。
最後に、小野妃香里さんの母のような歌声が僕の葬奏です。

コメント

  1. むらさき より:

    青竜さま
    思いは心に響いています。
    前回は頭の上からでしたが
    今回はステージ上の熱いパッション受け止めてますよ!!!

  2. みどりめ より:

    4日1便の観劇後にコメントしております。
    劇中に、ここで出演者の方のコメントを読んでから見ることができて良かったと思いました
    (面識も無くて恐縮ですが)青柳さんの文章が一番深く印象に残っていたのを
    席にいながら折々に思い出していました
    劇中の楽器隊は
    半分演じる側でいて
    半分お客のようであり
    こちらが見ていて嬉しくなるような楽しみっぷりでしたね
    大きな負担が指にかかっているとは思えぬ演奏を含め
    素敵なギターでした
    お疲れ様でした!

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